日商簿記 3級
2007.02.06(20:31)
日商簿記 3級について4級もありますが、一応ここでは履歴書に書ける3級以上についてを書きたいと思います。
日本商工会議所のHPによると、3級の定義は
3級: 財務担当者に必須の基本知識が身につき、商店、中小企業の経理事務に役立つ。経理関連書類の読み取りができ、取引先企業の経営状況を数字から理解できるようになる。営業、管理部門に必要な知識として評価する企業が増えている。
となっています。
3級のテキストを本屋で手にとってもらうとわかりますが、シンプルでそれほど厚くない本1冊で十分内容を網羅できる量です。
勉強量としては、週末の土日、2日間で合計15時間程度、時間をかければ、試験に対応できると思います。
テキスト1冊に加え、問題集のようなものを1冊やれば、90点以上取れるのではないでしょうか。
70%以上の得点で合格なので、仕訳パターンを暗記するだけでも合格点は取れるのですが、よりこの知識を活用する、あるいは2級や1級につなげるためには、しっかりと貸借の感覚を身につけることが大事です。
この感覚さえ身につけば、初めて見る勘定科目や取引内容について、貸借どちらにくるのかがわかります。
費用がかかったら左、収益があがったら右、
資産が増えたら左 負債が増えたら右
(減った場合は左右逆)
を基本に考え、ここから出発して勘定科目ごとに考え方を整理するとスッキリ入っていきます。
例えば、先月の家賃をまだ払ってない状態で、先月の決算をしめるとすると、
家賃 / 未払金
となりますが、
家賃 → 費用がかかった
未払金 → 本来払わなきゃならないものを払ってない = 負債が増えた
という仕訳になるわけです。
3級のテキストで仕訳が出てくる毎に、この基本に立ち返って、その取引の性質がどのパターンにあたるのか、整理してみてください。
きっと勉強の効率があがりますし、会計マインドの基礎が身につくと思います^^
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