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日商簿記検定の合格率 - 簿記1級の難しさ

2007.09.06(18:26)
日商簿記検定の合格率は、3級で50%前後、2級で35%前後、1級で10%前後となっています。

3級は出題内容も安定しており、ある程度基礎ができていれば、問題なく合格することができます。
2級は工業簿記でクセのある問題がでたりすると多少合格率が下がりますが、それでも3人に1人受かる試験なので、苦手な分野をつくらなければ合格は難しくありません。

問題は1級です。
当然1級を受験する人は2級をすでに持っているか、あるいは公認会計士や税理士試験の受験者で、簿記の力試しに受ける人が受験生の中心だと思いますが、それでも合格率は10%前後、10人に1人しか受かりません。
そして時々難しい問題が出て、非常に合格率が低い回があります。
5年ちょっと前に3.1%のときが、そして10年ちょっと前にはなんと1.9%の回があります。

合格率1.9%、10%前後の普段の合格率と比べて極端に低いこの記念すべき回、
偶然ですが、私が初めて簿記1級を受験したのが、この回でした(笑)

当時私は大学3年生の6月。一応11月の試験で合格し、就職活動には間に合ったのですが、よりによってその1回を引くとは・・・と当時ガックリきたのを良く覚えています。
学生の身には受験料も痛かったですしね。

簿記1級の場合はこういう1%~3%の回にあたって落ちてしまったとしても、めげないで再チャレンジして欲しいと思います。確かに半年空いてしまうのは痛いですが、それなりに範囲が広いので、全体を復習して弱い部分を克服してください。

私は6月の試験の合格発表後、ちょっと弱かった理論部分と、原価計算をみっちり勉強しました。本当は合格発表前に勉強始めてれば良かったのですが・・・

↓日商簿記1級講座の資料請求はLECのHPから
 

直近の簿記検定の合格率は こちらの
商工会議所のHP
に掲載されています。

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