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USCPA  1 取得時期とバックグラウンド

2007.02.10(01:34)
USCPA 1 取得時期とバックグラウンド

 私はちょうど約1年間、働きながら平日は主に往復の通勤電車の中で、あとは土日に勉強し、2000年11月の試験で合格しました。

 資格取得までの実務経験等のバックグラウンドですが、
大学時代のゼミが会計だったので、USCPAの勉強を始める前にそれなりに簿記の知識はありました。大学3年時に日商簿記1級に合格しておりました。
 英語力としては就職活動時 TOEIC 620点でした。
 新卒で、半分会計事務所系 半分外資系のようなコンサルティングファームに入社し、1年目に研修+OJTで米国に8ヶ月ほどいかせてもらいました。この時点でのTOEICは760ぐらいだったと思います。
 仕事内容としては、クライアントの企業が財務会計・管理会計のシステムを導入する際に、その会社に常駐してそのプロジェクトにコンサルタントとして参加し、システムの導入を成功させる事です。クライアントの経理・財務部門および、システム部門と相談しながら、新しい財務会計・管理会計のシステムを構築するのですが、会計・経理の知識とシステムの知識を両方持って、その橋渡しをするようなイメージです。月次決算の精度を上げたり、連結決算が出るスピードを早くするとか、部門別・事業分野別の管理会計を導入するとか、そういう個別の企業のニーズをひろって実現していく作業です。
 社会人2年目の中ごろから通信教育でUSCPAの勉強を始めました。それまでの1年半は、実務を覚える事やシステム関連と英語の勉強で忙しくて、USCPAの勉強は始められませんでした。社会人の最初は覚えることが多すぎて、他の事に手をつける余裕がなかったと思います。

 そして4年程前に転職し、現在は金融機関に勤めておりまして、国内・海外の企業への投資を担当しております。
ここでも会計の知識は当然財務分析等に役立ってますが、海外の企業に投資する際、100ページ以上の投資契約書等の内容をチェックしたりするので、ビジネスローで学んだ知識も生かせているかもしれません。

新・米国公認会計士試験重点解説シリーズ ビジネス・ロー
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池末 成明

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