決算書はここだけ読もう 2008年版
2008.01.24(20:22)
決算書はここだけ読もう 2008年版 -会社の財布の覗き方-の感想
見開きで決算書の様々な基礎知識や、財務分析にトピックが効果的に解説しており、財務諸表を読むポイントを学ぶ良書になっています。
序盤は基礎的な解説が中心ですが、中盤から後半にかけて、うまく財務諸表の基礎から、財務分析につなげており、これ1冊を読むだけでも、かなりの知識が習得できるのではないでしょうか。
学生さんで、簿記・会計を勉強している人にとっては、勉強している仕訳や決算書が、どういう形で意味を持つのか、実際にはどう見られるのか、という実践部分が勉強でき、理論の理解の補完にもなると思います。
表紙とタイトルは微妙な本ですが、オススメの1冊です^^
内容紹介
貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書の基本から財務・経営分析までを網羅して、「ビジネスパーソンのための決算書の読み方」を解説。巻末には実在する7社の最新の損益計算書を掲載する。
出版社コメント
決算書は“ここだけ”読めれば、それでいい。
損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CS)は、すべて読む必要はありません。読むべき項目、読み方、見方、考え方を徹底的にやさしく、見開き1項目(全67項目)で簡潔に解説しました。
2004年の刊行以来、多くのビジネスパーソンに支持され続ける本書の2008年度版は、昨年施行された会社法への対応はもちろん、近時話題となっている新会計基準等への言及も盛り込み、さらにパワーアップしています。
決算書はここだけ読もう 2008年版 目次
PART1 なぜ「決算書」はあるのだろう
PART2 貸借対照表から始めよう
PART3 損益計算書はここがツボ
PART4 キャッシュフロー計算書を読みこなそう
PART5 さあ! 決算書を読んでみよう
PART6 経営分析の基礎を知ろう
PART7 あなたの会社の「収益性」はどうですか?
PART8 「生産性」はこう調べよう
PART9 「安全性」と「資金繰り状態」も決算書でわかる
PART10 成長する会社はこんな会社だ
PART11 「損益分岐点」はここにある
付録I 決算書―総まとめ
付録II 分析の視点
付録III 決算書ドリル
付録IV あの会社の決算書を読もう
付録V 会社法で決算書はこうなった
付録VI 決算書関連最新トピックス2008
矢島 雅巳 (著), ジャスネットコミュニケーションズ(株) (編集) 弘文堂
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